こんにちは。せるばです。
今回の記事では
- 共働き・子育て・家事 とにかく忙しくて辛い
- 一人暮らしで仕事が忙しくて家事をする時間がない
- パートナーが家事を手伝ってくれない
- 家事が嫌いでとにかく面倒くさい
- 自分の時間が少しでも欲しい
上記のような悩みを持つ方に役立つ家事の時間を削減する方法を解説します。
私は2歳の娘を育てながら、共働きをしています。
以前の職場では残業が多く、子育て・家事・仕事の両立ができていませんでした。
子育てと家事は妻にほとんど任せきりになって、妻も疲弊していました。
そこで我が家では家事の削減に真剣に取り組みました。
今では1日平均1時間以上の家事の時短に成功し、その時間を使って副業にも取り組んでいます。
(ブラックな職場から脱出して、残業もなくなりました)
我が家で導入した自動化の事例
私は自動車関係のメーカーで働くエンジニアです。
工場の生産性を上げるために
- 人や機械の配置
- 人やモノの動線
- 人や機械の動作
の改善を日々行っています。
より楽にやる方法はないのか?投資に見合った効果が出るか?を考えて形にするのが得意です。
今回の記事では、まず1日平均でどれだけの時間が家事に使われているのかを分析します。
そして家事を削減するための方法について解説します。
家事時間の平均は1日にどれだけか?
妻が1日のうち、家事をしている時間は平均で4時間を超えています。内閣府のデータ
月当たりにすると約135時間です。
時給1000円換算で計算すると13.5万円分の仕事を毎月していることになります。
- 汚い・きつい作業もある
- 成果を認めてもらえない
- 報酬お金がもらえない
- 感謝してもらえない
- やって当たり前だと思われる
このように精神的にも金銭的にもつらい思いをする方が多いのではないでしょうか。
貢献度や労働の辛さに見合った評価がされないことが多いように感じます。
妻と夫の家事の分担割合は?
ちなみに夫の家事にかける平均時間は1日40分です。
月当たりにすると20時間です。
時給換算時給1000円換算で2万円です。
家事にかける時間は妻と夫の間にとても大きな差があります。
その差が不公平感となり、夫婦間に様々な問題を生じさせるかもしれません。
家事時間の内訳は?
家事の時間を項目別で分析してみると
- 料理:61%
- 掃除:19%
- 買い物:11%
- 洗濯:8%
- その他:1%
となります。

妻と夫の家事時間の合計は5時間10分で、それに先程の割合をかけていくと
- 料理:3時間
- 掃除:1時間
- 買い物:35分
- 洗濯:25分
程度となります。
1日には24時間しかありません。
8時間は寝ているとすると、残りの16時間のうち5時間も家事に使っています。
起きている時間の32%は家事をしているのです。

その時間が楽しくなかったり、認めてもらえなかったり、報酬をもらえなかったりするのはとてももったいないことだと思います。
家事を趣味のようにとらえることができ、楽しめている人はとても素晴らしい事だと思います。
しかし多くの人が家事の時間を少しでも減らして自由な時間欲しいと思うのではないでしょうか。
家事を減らす方法
自分が今やっている家事をどのようにして減らしていくといいのでしょうか?
大きく分けると以下のようになります
- やめる・自動化する
- こだわりを減らす
- 頻度を減らす
- 家族で分担する
- アウトソーシングする
ひとつずつ解説していきます。
やめる・自動化する
そもそもやる必要があるのか?人がやる必要があるのか?を考えることが第一のステップです。
やめてしまうのが最もお金・時間・労力がかかりません。
- 乾燥機付きの洗濯機を使って、洗濯物を干すのをやめる
- ロボット掃除機を使って、掃除機をかけるのをやめる
- 食洗機を使って、食器を洗うのをやめる
- 吹きかけるだけのバスタブ洗剤を使って、風呂のこすり洗いをやめる
- 温水便座の泡コートやスタンプを使って、トイレのこすり洗いをやめる
- ネットスーパーを使って、買い物に行くのをやめる
- 布団乾燥機を使って、布団を干すのをやめる
上記のようなアイデアで家事そのものをなくすことができます。
家事の時短についてはこちらの記事で解説しています。
こだわりを減らす
家事を毎日一生懸命していると、責任感から「完璧にやらないと」と考えてしまいがちです。
しかし、家族が健康で快適な暮らしが最低限出来ればいいのではないしょうか?
多少手を抜いてでも、心の余裕を手にして、家族と心穏やかに接することが重要だと思います。
精神的にも肉体的にも負担がかかりすぎず、最低限必要なラインを家族で探っていくことが大切です。
- 洗濯物はたたまずにハンガーにかける or 籠に放り込んでそのまま使う
- 料理をきれいに盛り付けせずにフライパンのまま食べる
- 四角い部屋を丸く掃除する
こんな意識で家事に取り組んでみてはいかがでしょうか?
頻度を減らす
毎日やっている家事は、本当に毎日なの必要でしょうか?
習慣として当たり前のように家事をしていると、自然と毎日やってしまっていることがあるかもしれません。
毎日やらないことを決めることで家事を減らすことができます。
- リビングダイニング:週2回
- テレビの上などのホコリ:週1回
- 寝室・子供部屋:週1回
- キッチン:毎日
- 玄関:週1回
- トイレ:汚れたときに都度
- 便器の擦り:週1回
- 風呂:毎日
汚れが付きやすいキッチン、トイレ、風呂だけは毎日軽めに掃除をして、汚れをためないことが必要かもしれません。
例えば風呂に最後に入る人が風呂中にバスタブクレンジングを吹きかけて、お湯で流した後に、ワイパーでさらっとふき取る。
2分くらいで終わる作業ですが、毎日やると風呂のキレイを保つことができます。
しかし汚れが付きにくい場所(キッチン、トイレ、風呂以外)ついては週1回程度の頻度でOKだと思います。
家族で分担する
自称「育メン」自称「家事メン」が最近多いです。
しかし夫がやっていると思っている家事の割合と、妻がやってもらっていると感じている家事の割合には大きく差があります。
夫が家事の3~4割をやっていると思っていても、妻からすると1~2割しかやってもらっていないと感じるようです。
名もない家事の存在も非常に大きいのではないでしょうか?
細かい工程まできちんと把握をして、一度家族で分担を見直すのが問題解決の近道です。
共働きであれば、半々近くまで分担を割合を変えるのが公平かもしれません。
育児や家事は家庭の中で誰かがやらないといけない大切な『仕事』なのです。
そして分担を決めたら、きちんと任せ切ることが大切です。
口出しは一切しない。
口出しをしたいような強いこだわりを持つポイントがあるなら、役割分担をやり直して自分が引き取ることが大切です。
相手にきちんと決定権を持たせることで、責任をもって自分の領域を担当し、自分事として家事に取り組むことができます。
会社での仕事も同じですよね。
家事代行を使う
やめる・自動化する→こだわりを減らす→頻度を減らす→家族で分担する
と自分でやる家事を減らしていって、最後に紹介するのは家事代行です。
特に下記のような家事は代行できると満足度が高いです。
- 苦痛レベルが高い家事
- 頻度は低いけど大変なもの(大掃除など)
- 1週間分まとめて作り置き
頻度は少ないけど、大変な作業というのはいつまでたっても慣れないままで、作業の効率が上がりにくいです。
作業に慣れていて技術・知識レベルの高いプロに任せることで、割安で高品質なサービスが受けられます。
家事代行を実際に使った人の声
毎日の家事に追われて心に余裕がなく、夫や子供に接する際にきつく当たってしまうことがありました。家事代行を使うようになって、心にゆとりと自由な時間を手にすることができました。
家庭のライフスタイルのことまで理解してくれているので、○○もお掃除しようと思いますがいかがですか?と、先回り質問をして、自分では気づくことができないところまで掃除してくれて助かっています。
依頼できるサービスの例
- 洗濯機を回す→洗濯物を干す→取り込み→たたんで収納
- 料理の下ごしらえから仕上げまで
- スーパーでの買い物
- 庭や玄関回り等の外の掃除
- トイレ掃除
- 風呂掃除
料金は時間当たり2000円~3000円程度で、1回2時間~が一般的です。
その他には
- 交通費1000円
- 鍵預かり1000円
- スタッフ指名料500円
- 早朝・深夜割増料金+25%
がかかることもあります。
おすすめの家事代行サービス
まとめ
今回の記事では、一般的な家庭での家事時間の平均、家事時間の内訳について分析し、家事を減らすためのアイデアについて解説してきました。
この記事を読んで、少しでも家事から解放されて自由な時間を手にする方が増えたら嬉しいです。
私は家事の時短で手に入れた時間で副業をしています。
経験は2021年5月現在で約1年になります。
副業にかける時間は毎月20時間程度で、収入は月15万円をこえました。
自由になった時間で副業を始めてみるのもおすすめです。
副業についてはこちらの記事で書いているので参考にしていただければ幸いです。
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